男性乳頭縮小失敗
男性乳頭縮小は、美容外科手術の中で、症例が少ない手術です。手術経験が少ない医師に執刀をお願いすると、手術が上手くいかないためにトラブルになっているケースもあるようです。手術をお願いする場合には、その医師の実績を確かめたうえで、手術をお願いすることが大切です。その際には、担当医が執刀したモニター写真を参考にするのが有益です。
もう少し男性乳首を小さくしてほしい
男性乳頭縮小は、全部取ってほしいという方もおられる程で、小さくしすぎたというトラブルは、ほとんど起きません。手術の後、もっと小さくしてほしいという再手術を希望される方がいらっしゃいます。もっと小さくしたいという場合は、追加切除を行えばよいので、大きくしてほしいという希望に比べると、難しい手術ではありません。しかし再手術を繰り返すことにより、乳頭が小さくなり操作しにくいのと、硬くなるために、手術の難易度は高くなります。
乳首を平坦にしてほしい
男性乳頭縮小を希望される方のほとんどは、乳頭を平坦にしてほしいと希望されます。男性乳頭縮小に不馴れな先生に手術をお願いすると、乳頭の横方向のみが縮小され、縦方向の縮小がされないことがあります。できるだけ平坦な乳首にするためには経験と技術が必要です。
男性乳頭縮小
術前
術後13日目
26歳、男性。男性乳頭縮小
男なのに乳首が大きいというお悩みで御相談いただいた症例です。ジムでトレーニングしている時、Ｔシャツからプチッと乳首が飛び出して見えるのが恥ずかしくて耐えられないということにより、男性乳頭縮小手術を希望されていました。男性乳頭縮小手術を引き受けてくれるクリニックが少なく苦労されたようです。診察したところ、乳頭の縦幅及び横幅が肥大しており、乳首が飛び出して見えるので、男性乳頭縮小手術の適応と考えられました。乳頭が飛び出さないように、できるだけ平坦に形成しました。手術後は平らで全く目立たない乳首になり、傷もほとんどわからないために喜んでいただきました。クリニックより:男性で乳首が大きいことを気にされて受診される方も少なくありません。そのほとんどが、Ｔシャツなど薄着になった時、乳首が飛び出して見えるのが気になると言われます。一般的に男性の乳頭は平坦で高さがほとんどないために飛び出さないのですが、乳頭に高さがあると、薄着の時に乳首が飛び出て透けて見えるために恥ずかしいようです。そのような場合、乳頭を埋没させるよう縮小することが必要です。他院で男性乳頭縮小手術を行い、「もう少し小さくしてほしい。」と、希望される患者さんは、乳頭の横幅は小さくなっていますが、高さが変わらないために、Ｔシャツから依然として乳首が飛び出すという状況の方がほとんどです。このような方は乳頭の高さを変える手術が必要で、テクニックを要します。男性の乳頭縮小は難易度が高いので経験豊富な美容外科医にお願いするのが良いと思います。