男性乳頭縮小手術
男性乳頭縮小手術は、原理的に女性の乳頭縮小手術と同じ方法で行います。しかし男性の場合は、乳頭のサイズが小さく操作しにくいことと、乳頭の高さを低く平坦にする必要があるために、女性の手術に比較して、手術の難易度が高くなります。男性の乳頭縮小は希望通りにならないことがあり、何軒もクリニックを廻って再手術を行っている方がいらっしゃるようです。最初からベテラン美容外科医の先生に執刀をお願いするのが良いでしょう。
男性乳頭縮小手術の実際
乳頭縮小術は、大きく肥大した乳頭を小さくする手術です。単純に大きくなっている場合と、やや歪になっている場合では、手術のやり方が異なります。ですから男性乳頭縮小手術は、応用的要素が高く、執刀してもらう先生により手術結果が異なる場合があります。執刀医を選ぶときは十分注意してください。
男性乳頭縮小術は、楔状切除と帯状切除により、男性乳首の横方向と縦方向の縮小を行います。縫合の傷は、乳首基部に輪形に、乳首の縦方向に直線状に付きます。傷は時間経過と共に徐々に目立たなくなります。
乳頭の楔状切除
乳頭の横方向を縮小する場合、乳頭の楔状切除を行います。乳頭部分をケーキ状にカットすることからケーキカットと呼ばれることもあります。乳頭の縦軸方向に縦の傷ができます。傷は徐々に目立たなくなっていきます。
乳頭の帯状切除
乳頭の縦方向を縮め、乳頭を平坦にする場合、乳頭の帯状切除を行います。乳頭の根元をリング状に切除して、長くなった乳頭を縮めます。乳頭の根元に輪状の傷ができます。傷は年月の経過と共に徐々に目立たなくなっていきます。
男性乳頭縮小
術前
術後14日目
21歳、男性。男性乳頭縮小
男性なのに乳首が大きく、上半身裸になれないという悩みを抱えていた症例です。服を着替える時や、風呂に入る時、ジムなどで水泳をする時、乳首が大きいために、人に見られるのがとても恥ずかしいと言われていました。男性乳首の大きさを小さくできるだけ平坦にして、男性乳首の突出を目立たないようにしました。クリニックより:男性で乳頭が肥大していることを悩んでいる方は意外に多いようです。着替えの時や上半身裸の時に、乳首が目立つので、人に見られると恥ずかしいと言われます。しかし、男性乳頭縮小を希望しても、手術を引き受けてくれる施設は少なく途方に暮れている方もいらっしゃいます。男性乳頭縮小後、希望通りにならなかったというトラブル例も認められますので、手術をお願いする医師選びは、慎重にしていただきたいと思います。